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11月26日から29日にかけて,6月に学術交流協定を締結した台湾の真理大学を答礼という形で訪問しました。参加メンバーは,一井学長,姚学部国際交流委員会専門委員,細川の3人でした。残念なことに,この学術交流協定締結に最も尽力された高橋先生が,前日にお母様が亡くなられるという不幸があり,参加できませんでした。
さて,26日には,真理大学の葉能哲学長と学長夫人,郭正徳進修推廣教育学院長,秘書兼通訳の王さんに加えて,真理大学の卒業生で現在亜東関係協会会長の陳鴻基氏,外交部日本事務会の黄W慶氏,林郁慧氏等と懇談の機会を得ました。
27日には,故宮博物館を見物した後,真理大学淡水校を訪問しました。葉学長,郭正徳進修推廣教育学院長,王さんに加えて,陳志榮副学長,盧文吉財経学院長(再会),施志宜観光学院長,劉俊興進修推廣教育学院国際交流組長,曽徳芳応用日語学系主任などとともに,11月4日から真理大学に留学している経済学部学生の石原さんとも会うことができました。淡水校では,修復された歴史的建物,チャペルなどを見学し,今後の交流についての意見交換を行い,その中で叢書や紀要類の交換が約束されました。懇談の中で,日本語の堪能な方が多いのには,改めて感心させられました。
28日に,一井学長は所用のため帰国されましたが,私たち2人は,新幹線で台南市にある真理大学麻豆校を訪れました。ここでは,日本語文学系の方冠傑主任が迎えてくださり,台南駅から台南市の歴史的建物を見物した後,麻豆校に向かいました。10ほど前にアヒルの養殖池を造成して建物を建てたという,広い敷地に驚かされました。ここでは,筑波大,共立女子大でも教えられたことのある張良澤台湾文学資料館館長の熱心な説明に,時間を忘れてしまうほどでした。帰りは,嘉義駅から新幹線に乗り,台北に戻りました。
翌日早く宿を出発して,台北空港に向かいましたが,26日から28日まで生憎の空模様で,雨に祟られ,風にも吹かれました。また,こんなに台湾が寒いとは想像もしていませんでした。
いずれにしましても,訪問中は真理大学の皆さんに大変お世話になりました。遅くなりましたが,この場を借りて,お礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。今後とも,両大学の教育・研究にわたる,教員と学生との間の学術交流が進展していくことを祈念しております。