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講演会「会計情報の役立ち 〜公認会計士の使命〜」

 11月17日(火)、経済学部のE31教室にて、午後1時から「会計情報の役立ち−公認会計士の使命」という演題で講演会が開かれました。
 講師は金融庁の公認会計士・監査審査会所属の脇田良一常勤委員(明治学院大学名誉教授)。脇田先生は、学生たちになじみのある飴会社カンロの飴と財務諸表を資料とし、財務諸表があらわす企業活動の実態と、それらの財務諸表に信頼性を与える「保証」業務を行う公認会計士の役割とその重要性について話をしました。また、そのなかで公認会計士が関与した粉飾決算の事例を複数取り上げ、さまざまな誘惑や迷いのなか、信念を貫くことで社会に対する信頼性が守られると力説しました。最後に、こうした社会からの使命を果たすことで公認会計士のプライドが保たれるとし、1時間半の講演を終えました。
 講演会には100名を超える学生たちが参加し、熱心に話を聴いていました。

講演風景

脇田先生 講演に先立って

講義室風景 講演風景

質疑応答

脇田先生 質疑応答