学部長挨拶

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香川大学経済学部長 佐藤忍 香川大学経済学部長
佐藤 忍

経済学部は2018年度(平成30年度)から新しい経済学部になりました。組織改編自体、地域社会システム学科の設置以来のことですから、20年ぶりのことです。3学科制から1学科(経済学科)5コース制への大きな改組です。経済学科の1学科制という点ではじつに半世紀ぶりのことです。文字どおり経済学部の原点に立ち返った新しい船出といってよいと思います。

経済学部はこれまでも地域に貢献する人材養成を行ってきました。改めて申し上げるまでもなく、経済学部の歴史は前身である官立高松高商の創設(1923年)に遡ります。終戦直後の1949年に経済学部になり、現在に至っています。官立高松高商以来、やがて百年を迎える長い歴史の中で築かれてきた卒業生たちの実業界をはじめ様々な分野における数々の栄光と実績・活躍そのものが、経済学部の誇りであり、譲れないプライドです。

しかし、少子高齢化をはじめ、社会・地域を取り巻く現状は厳しさを増し、大学教育への期待・要請はこれまで以上に高いものとなっています。改めて社会・地域のニーズを見つめ直し、グローバル化や地域振興のニーズに対応しつつ、地域に貢献する人材を養成するという観点から、養成する人材像、育成する力の根本的な見直しを行いました。その結果、教育のこれからの方向性を体現する組織のありかたとして、これまでの3学科体制から1学科5コース制に改組することとしました。そしてまた少人数教育による濃密な教育をより一層効果的に展開し、少子高齢化の時代が社会に要請する量から質への転換を教育現場において実践したいと考えています。

こうした教育のあり方の変革を遂行する重要な節目の時期の学部長として、この度の改組を経済学部のまさしく機能強化に活かさなければならないと肝に銘じているところです。社会の多方面からの期待に十分に適う魅力的な経済学部の創造に向けて、経済学部を構成する学生・教職員とともに、確実に歩を前へ進めていきたいと考えております。

受験生の皆さん、新しい経済学部とともに、人生の新たな一歩を逞しく、力強く、踏み出しましよう。お待ちしています。

                                  香川大学経済学部長   佐藤 忍