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宮﨑ゼミによる「共同の学び」講座(三木高校)が行われました
2019年10月 3日
共同の学び報告
経済学科宮﨑ゼミでは令和元年10月1日(火)に、香川県立三木高校で、ゼミ生3年生9人と受講希望者1~3年生19名に対し、「他人事ではいられない!今から学ぼう消費税のこと」というテーマのもと共同の学び講座が行われました。
今回の授業は⑴アイスブレイク⑵消費税の歴史⑶消費税増税のメリット・デメリットについてグループディスカッション⑷大学生が考えた消費税増税のメリット・デメリット⑸増税の理由⑹消費税増税分の使い道⑺外国の例⑻増税に対する賛否と今現在の日本に適した税率を考えるというテーマでグループディスカッション、という流れで行われました。はじめは学年も様々であったため緊張しているようでしたが、アイスブレイクを通して緊張もほぐれ、有意義な時間を過ごすことができました。
講義では、高校生にも分かりやすく伝わるように、スライドを穴埋め式にしたり図を用いたり等の工夫を施しながら作成した資料を用いて、少子高齢化などの社会問題と消費税を結び付けながら説明することで、消費者からの視点だけでなく幅広い視野で消費税について学ぶことができるように説明を行いました。
グループディスカッションでは、各班から色々な意見が挙げられ、「軽減税率がよく分からない」「社会保障制度が充実する」「家計にとって2%とはいえ負担が大きい」といった意見や「計算が楽になる」「1円玉や5円玉を使う機会が減る」といった高校生らしい意見もありました。また2回目のグループディスカッションでは「制度の充実」や「長い目で見ると増税の恩恵を受けられる」という理由で賛成のグループが多かったが、「やはり負担が大きい」「増税されても問題が解消されるのか不安」という反対意見も見られました。中には賛成か反対か、なかなか決まらないグループもあり、とても充実したディスカッションができていました。
講義の後には、高校生から講義を受けて、これまであまり消費税について考えてこなかったが、より身近に感じることができたといった感想をもらいました。また、大学生にとっても学生自身が授業を行うことで専門分野の知識だけでなく、伝えることの大変さなど多くのことを学ぶことができ、自分たちもより理解が深まり、良い経験となりました。
大学生の講義
グループディスカッション1 グループディスカッション2
グループディスカッション3 高校生による発表1
高校生による発表2 高校生による発表3
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