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星野ゼミによる高大連携・共同の学び講座が行われました

2018年3月28日

経済学科星野ゼミは,平成30年3月13日(火),高松商業高校に伺い,情報数理科2年生のクラスで「需要と供給の教室実験」というテーマで授業を行いました。このテーマでの授業は平成29年9月に実施した高松第一高校につづき2回目となります。なお,平成28年度は「経済と数学」というテーマで授業(紹介記事はこちら)を行っています。
授業の目的は,商品の価格は市場における需要と供給の関係で決まるという経済学の基本原理(完全競争市場の理論)について,実際に高校生に模擬的な商品の売買を体験してもらうことを通じてその意味や背景を考えてもらうことでした。

1コマ目は教室実験の時間です。まず初めに実験の説明を行いました。
実験はカードを用いて商品の売買をしました.高校生は売り手と買い手に分かれて,自分の取引したい価格を叫びながら交渉します.ちなみに売買する商品は香川県名物の和三盆(香川大学の文字と校章をかたどったもの)です。

売り手と買い手に分かれて,さあ売買の開始です。実験の最中,高校生は友達との間で笑顔を交えながら元気にわいわいと交渉をしていました。

取引が成立したら,大学生に報告します。          これは実際に行った取引の価格の表になります。

実験が終わると休憩をはさんで,2コマ目です。まず大学生が需要と供給の理論を説明しました。
次に,大学生のサポートを受けながら,高校生は需要曲線と供給曲線を求め,そこから理論予測の数値(均衡価格や総利益)を導きました.少しだけ数学を使います。

作図と計算が終わったら,実際の実験結果と理論予測の数値を比較しました。アダム・スミスの「見えざる手」を感じることができたでしょうか。

最後に,グループワークとして,実験の体験や理論予想との比較などを通して気づいたことや感じたことを班ごとで話し合います。ボードにまとめて発表してもらいました。

今回参加してみて高校生からは「文系といっても数学が関わっていることが分かりました」「経済はもっとむずかしいと思っていたが,複数の人と話してやれば,とてもおもしろくて学びやすかったです」「需要と供給以外の経済のことも知ってみたい」といった感想が聞かれました。一方で,大学生からは「ゼロの知識から教えることの難しさを感じた」「ミクロ経済学の知識がより深まった」「理論によって予測ができることに改めて感動した」という感想が聞かれ,大学生,高校生ともに有意義な時間を過ごしました。

平成29年度,お世話になった高校の先生方,参加された高校生,関係者の皆さま,どうもありがとうございました。平成30年度も実施されますので,高校生の皆さん,楽しみにしておいて下さい!



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