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星野ゼミによる高大連携・共同の学び講座が行われました(平成29年3月14日 高松商業高校)

2017年3月15日

星野ゼミ(星野良明教員 専門はミクロ経済学,一般均衡理論)では,平成29年3月14日,高松商業高校情報数理科の2年生に対して「経済と数学」の授業を行いました.平成28年9月に実施した高松第一高校につづき2回目となります。
高校生の中には,今学んでいる数学が実社会でどのように活用されているか実感が持てず苦手意識を感じている人がいるかもしれません。そういった高校生に限らず,すでに数学を得意科目とする高校生にとっても、高校で学ぶ数学が実際に経済学で活用されていることを知る貴重な機会となりました。

1コマ目の冒頭では星野教員から,経済学と数学との関わりについて説明がありました。

つづいて大学生が,2次関数を使った独占市場の分析について,売上や利潤をxの式で表し,価格・生産量・利潤の値を求めた上でグラフを書いて確認するといった一連のプロセスを例題を用いて解説しました。

例題より。

1コマ目に高校生に挑戦してもらう問題の一部です。

高校生から積極的に挙手して大学生の助けを求め,また,大学生からもやさしく声を掛け理解しているかひとりひとり見回り確認していました。

2コマ目では,1コマ目と同じ基本条件の下,今度は市場が完全競争であると仮定して,価格・生産量・利潤の値を計算します.まずは星野教員の概要説明に続き,大学生による例題解説がありました。 例題より。

大学生からサポートを受けつつ,高校生には次のような問題に挑戦してもらいました。

一通り解けたら,2コマ目の解答の確認です。商品の価格・生産量・利潤について,商品の市場が独占のケースと完全競争のケースで比較します。

計算結果を確認した後はグループワークとして,大学レベルの授業を受けての感想を自由に話し合い,グループごとに発表してもらいました。1コマ目で出た意見は,「数学の知識が応用できた」「記号が多くて難しかった」「意外と簡単」「楽しかった」ということでした。

今回参加しての感想として,高校生からは,「問題を解いているとき進んで声をかけ聞きに来てくれて親切だった」「大学生に分からなかった問題についてアドバイスをもらってとても分かりやすかった」「キャンパスライフまで聞けてよかった!」とあるように満足度は高く,2コマ目終了時には、大学生との別れを名残惜しそうに教室を後にした高校生の姿が印象的でした。
一方で,大学生からは,「身近な話題に置き換えられる内容がやっていても教えていても楽しいと感じた」「自身の考えも深まったと感じた」「なるほど~と言ってくれたのが嬉しかった」という意見が聞かれ,大学生,高校生共に有意義な時間を過ごしました。

※本文の「」内における文章は、高校生、大学生のアンケート結果を原文のまま引用したものです。



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