経済学部ブログ
四国財務局による出前授業
2024年6月 7日
5月29日(水)と6月5日(水)の金融政策Ⅰの授業時間を使って、四国財務局の職員の方に出前授業をしていただきました。
まず最近の地域銀行の状況や財務局の業務の概要を説明していただいた後、コロナ危機以降、金融機関が事業者にどれだけ資金支援をしており、その返済状況はどのような状態にあるか、今後は事業者への経営改善・事業再生支援がより重要になってきていることなどを説明していただきました。
それを踏まえて、31名の受講者を4つのグループに分けて、ある課題を抱えた架空の飲食業と小売業の2つのケースを与え、受講者が金融機関の立場だったら、どのような支援策が考えられるかを話し合って発表してもらい、それを職員の方に総評してもらいました。
最後により一般的な視点から事業者支援のポイントを解説していただき、財務局の被災地支援の様子や財政や国有財産に関する業務などについても説明していただきました。
受講者は、普段あまりなじみのない四国財務局がどのような業務を行っていて、その監督先である地域金融機関がどのように地元の中小企業を支援しているかをこの授業を通じて学びました。
« ネクストプログラム参加者オリエンテーションが開催されました フランス語会話3の授業においてフランスのブロワIUTの大学生と交流会を行いました »