12月10日(木)経済学部講義「(特)地域経済と地域金融」において、一般財団法人　百十四経済研究所・山口良三 調査部長にご講義をいただきました。

この講義は地元の百十四銀行のご協力で開講されており、地域経済における地域金融機関の役割に焦点を当てています。 後半は百十四銀行の方をお招きして、地域経済に関わって行くために必要な視点や知識そして実際の活動例をお話しいただきます。 第1部・教員による金融についての講義と、第2部・百十四銀行の方の講義を受けることによって、これからの地域経済での分析・活動に必要なことを養う科目です。 この授業は、講義室からの配信による遠隔授業を受ける学生と講義室で受講する学生とのハイブリッド型で行っています。

今回は、学生も利活用できる公的統計（データ）から、新型コロナ感染症の香川県経済への影響のお話をうかがいました。コロナの香川県への影響は、企業方面でも、県民方面でも、深刻であることが分かりました。 講義で山口部長より、「地域で仕事をする上で、地域を知ることは重要です。その地域を知る（分析する）ために、客観的なデータを使うことは非常に有効です。」とのお言葉がありました。