7月17日（水）1時間目の金融政策Ⅰの授業時間を使って、三井住友銀行・高松支店の天井支店長に出前授業をしていただきました。

まず銀行の基本的な業務をおさらいした後で、メガバンクである三井住友銀行の規模や特徴を紹介していただきました。 特に三井住友銀行がSMBCグループの一員としてグループ会社との連携を重視し、行員にも銀行業務だけでなく証券業務など幅広い金融業務を身に付けてもらっていることを説明していただきました。 また今後、銀行が時代に合わせた金融サービスを柔軟に提供していかなければ、銀行の存在意義が無くなることを強調されました。

次にグループワークを行い、子どもが独立した60歳の夫婦の老後の20～30年間の生活のなかで、様々なライフイベントを考慮し、それに伴って様々な資金の出入りを予測すると、退職時点でいくら資産を持っておく必要があるかを学生たちに計算してもらいました。

最後に、これから少子高齢化や人口減少化が進んでいく日本において、各企業が業種を超えて様々なサービスを提供していくことが求められること、その中で学生が社会人として様々なことに興味を持ち、挑戦していく姿勢が大事になることをメッセージとしていただきました。