経済学部ブログ
教員&研究室紹介2(天谷研一研究室 専門分野:ミクロ経済学)
2016年2月19日
経済学部教員及び研究室を順次紹介しています。
第2回は天谷研一研究室の紹介です。
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教員からの研究紹介:天谷 研一(経済学科)
私はゲーム理論の手法を用いてコミュニケーションについて研究を行っています。常に人々と関わりながら過ごす私たちの生活は、相手の意思を読みながら行動するという「駆け引き」に満ちあふれています。経済・経営・政治の世界も同じです。ライバル企業に対抗してどんな製品を作るか、株主と経営者の駆け引き、そして外交交渉など。このような駆け引きを分析するのが「ゲーム理論」という学問です。
私たちは他の人々との関わりにおいて、様々なコミュニケーションをしています。それは、何も言葉に限ったことではありません。例えば、就職の面接でキリッとしたスーツを着るのは、仕事に真面目に取り組む意思を伝達するコミュニケーションなのです。経済活動の中では、様々な形のコミュニケーションが行われていますが、これを「駆け引き」という観点から解明するための研究を行っています。
学生からの研究室紹介:森 万里奈 さん(4年生)
私たちの研究室では、3・4年生合同で、本の輪読等を通じて理論モデルの研究を行っています。輪読で学んだ理論を利用して自分達で現実の問題についてテーマを定めて議論を行うこともあるのですが、答えのない問題について議論を行うことはとてもやりがいがあるため、「人任せにせず自分で考える力」が身に付くと思います。また、ゼミの時間以外でも学生が中心となってコンパやゼミ旅行などの課外活動を行っており、勉強も遊びも全力で取り組むことができました!《著書『図解で学ぶゲーム理論入門』》 《ゼミでの活発な議論》
☆☆☆ これまでに紹介した研究室 ☆☆☆ No.1 原直行研究室
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